2016年10月29日土曜日

東京都品川区上大崎のお任せスタイル絶品焼鳥


ミシュラン一つ星獲得、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』にも出た
目黒の焼鳥の名店『鳥しき』

この鳥しきの姉妹店であり、今一緒にお仕事をさせて頂いている方から
オススメのお店として教えて頂いた 『やきとり阿部』 に先日行ってきました。


お店の場所は鳥しきからほど近く、目黒駅から歩いて5分くらいのところです。


外観からスタイリッシュでステキです。



メニューを開くといきなり書いてある
「お任せ」の文字に心躍ります。




ここから、美味しかったものダイジェスト写真をダダッと並べます!!



生ビール


うすはりのグラスがうれしい!


大信州(長野)


スッキリ辛口で飲みやすく、一杯目に最適


お通し:松茸と栗の茶わん蒸し
鴨のロースト バルサミコソース ワサビ添え


秋の味覚入り茶わん蒸しは食べ始めの胃にやさしく、
鴨は酸味とピリ辛のアクセントが絶品でした!


うずら


まさかの半熟!!さっそく火入れの匠に感謝です。


砂肝


イメージしていたより弾力が凄まじく、フレッシュさが感じられました。


つくね


炭の香りと挽肉の甘みが香ばしくジューシーです。


レバー


レバーなのに、ねっとりしてなくてサクサクでした!


丸ハツ


ハツとハツ元が分けられずそのまま。弾力+ジューシー。僕的にはこの日No.1部位


ふりそで


手羽元と胸肉の間の部位。脂感が程よく上品な味わい



そして大トリのチキンカツサンド
(※お任せ外アラカルト注文)


カラっと柔らかチキンカツ、酸味の効いたソース、
マイルドなタルタル、炭火でサクサクに焼かれたパンの四重奏。



火入れの匠の技術の粋を、ビール・日本酒とともに心ゆくまで堪能しました。
(※追記:焼鳥だけで14本頂きましたw)


また絶対に再訪したいと思います!



◆(オリジナル)吾唯食求マップ(B級グルメ篇)はこちら

2016年10月25日火曜日

僕に北極を教えてくれた人が、いなくなった。

3月2日東京都 台東区



若い友が『蒙古タンメン中本のメチャクチャ辛い
「北極」に挑戦したいので付き合って欲しい』との事。
「いつ、いかなる挑戦でも受ける」がモットーなので当然応戦(笑)
この頃はラーメンを週一に自粛していたので、ここは2015年7月に
「ラーメン大好き小泉さん」の番組で紹介されてどうしても食べたくなって
行って以来ほぼ8ヶ月ぶり。女子のお客さんも増えて、とても華やかに
なっているのが嬉しいけど、皆さん大汗でお化粧が落ちてます(笑)
僕も友も完飲まではできなかったけどとりあえず麺は完食出来ました。
良かった良かった*\(^o^)/*

この時にはまさか、半年ちょっと後にもうずっと会えなく
なってしまうなんて、もちろんまったく思ってもいませんでした。


出会いのきっかけはFacebook。
友人の投稿が僕のウォールに流れてきて、
知り合いもほぼいない中、ラーメンコミュニティに入り、
そこで僕を中本に連れて行ってくれたこの方と知り合いました。

僕がラーメンの投稿をする度に真っ先にいいねやコメントを
くれる、とても優しい方でした。オフ会の声がけを
積極的に行うなど、常に全体に気を配りながら、
ご自分よりも周りを優先されていた印象が残っています。

会社が近かったこともあり、一度飯田橋にある餃子とタンメンの
名店 「おけ以」 にランチでご一緒させてもらったことがあります。
ご馳走して頂いたので、その後お返しにコーヒーをご馳走しますと
言ったものの、周辺の喫茶店がどこも一杯だったため、
「じゃあ次回で」という話になり、その日は別れました。

でも、もう次回はなくなってしまいました。


昨日、最期のお別れをしてきました。


でも、おかげ様で想い出を共有させてもらった仲間が
たくさんいるので、お酒を飲み、ラーメンを啜りながら
語り継いでいきますので、どうか見守っていてください。

近いうちに、御徒町の中本にも行きます。


今まで、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。


心から、ご冥福をお祈りいたします。

2016年10月22日土曜日

バイキングの傾向と対策

昨日会社の年央会議があり、終了後に懇親会が催されたのですが、
会場がホテル内のバイキングをやっているレストランでした。






 






(写真を撮ったのは一部ですが)、基本バイキングの時は
全メニュー制覇したい
という貧乏性+デブまっしぐらな欲望に駆られてしまうので、






こんな感じで炭水化物マシマシ状態になってしまいます。。

食べても食べてもあまり太らず、
「なんでそんなに食べてるのに太らないの?」
「いやぁ~母親の遺伝ですかね?」
なんてライトなやり取りができたのも今ははるか昔、
当たり前のように食べた分だけ身になるお年頃になって久しい今日この頃。。


さすがにこのままだとマズいと思い、Google先生に診てもらうことに。
するとさっそく良さげなリンクを発見!こちらです。


リンク先の記事によると、
  • 糖質:約12時間
  • 脂質:1、2日
  • たんぱく質:1、2日

経過すると、食べたものが体脂肪になってしまうとのこと。


しかし、

パスタ後→リンゴジュース
ラーメン後→バナナ
焼肉後→ブラックコーヒー
お酒後→カレースープ

を摂取すれば、なんと帳消しにできると!!!


そんなうまい話あったらライザップいらないわ!と思いつつ、、
バナナは常備してるから今度(↑の中で一番よく食べる)ラーメン後
試してみようかな、と思ったり。
今度試したら実感レポ書きます。


バイキング違いなのは置いといて...

2016年10月17日月曜日

ラーメン二郎 スペシャルトークショー

ジロリアンの友人に誘ってもらい、昨日


『ラーメン二郎 スペシャルトークショー』


に参加してきました。

僕は卒業生ではないのですが、慶應連合三田会大会
イベントの一環として開催されたようです。


会場外にはこんな立派な告知がされていました。




熱烈なジロリアン対策として念のため開始1時間くらい前から並び始め、
無事前方の席をゲット!


会場前方にはきちんと作られたパネルが。
(ちゃんとオフィシャルのロゴデータから起こしている)




席につくと、クリアファイルが机の上に置いてありました。



※ちなみに僕は二郎全店お遍路済ですw


クリアファイルの中には参加者の方のプロフィールが。




パネラーは二郎創始者の山田総帥(以下おやじ)をメインに、ジロリアンから修行して転身した
二郎目黒店(通称めぐ二郎)の若林店主、スポーツジャーナリスト、元応援部団長、
グルメブロガー、全国二郎お遍路済み夫妻、おやじの飲み友達など、多士済々な
慶應卒業生ジロリアンの皆さま。
※コピーライターの方は所用!?のため欠席。
そして司会はプロのアナウンサーという豪華布陣。


トークショーは予定通りの時間にスタート。
以下オヤジの発言をメインに、内容を抜粋したメモを書きます。
※一部ジロリアン友人のメモを拝借しましたm(_ _)m


◆第1部 二郎の歴史




・おやじ:以前和食の職人だった。開店当時(※以前は現在の三田ではなく、都立大学に
  お店があった。当時の店名は「ラーメン次郎」)はその影響で薄味のラーメンを提供していた。
  3ヶ月休まずにお店を開け続けて、1日平均18食くらいしか売れなかった。
  そのうち隣の肉屋の家族が2杯、近所の魚屋が1杯必ず食べてくれた。
  もう閉めようと店で酒を飲んでいたある日、近所の雪印社員の寮(おそらく
  社員の子供たちのための寮)住む学生たちが偶然店に入ってきた。
  麻雀帰りでたまたま寄ったとのこと。オヤジは酒を飲んでいたので、
  自分たちで勝手にラーメン作って食べろと言ったら、食べた学生から
  美味くないと言われた。

・おやじ:店を閉めると学生に言ったら、もう少し頑張れと言われた。その後昼間の
  営業をやめて昔の中華屋に勉強に行った(和食をやっていたから、ラーメンなんて
  簡単にできると思ってそれまでまともに修行していなかった)。現在の三田に移転
  したのは、都立大学のお店を立ち退くよう言われたタイミングの時に、たまたま
  麻雀をやっていた慶応の学生から洋食屋を営んでいたテナントが退去するので
  来ないかと誘われたのがきっかけ。

・(奥さん[以下おばさん]が店を手伝うようになったのはいつからか?という質問に対して)
   おやじ:カウンターが左に傾いた時から。スープがこぼれて100円玉がベタベタになった
  (※当時はお札以外のお釣りをカウンターに 置いていた)のを、おばさんが拭いていた。


◆第2部 二郎の味と食




・若林:二郎を始めて21年。慶応の卒業生で二郎をやっている人は少ない。
  神保町と目黒は本店より美味しいと言われる。オヤジは金もうけに走った。
  貝洲補足:この発言におやじが「目黒が超えたとかしゃらくさいこと言ってるん
                じゃない!」と応じていて、二人の信頼し合っている関係がにじみ
                  出ていて微笑ましかったですw

・おやじ:若林育ててない。何も教えてない。後ろで見とけこんな感じだと言っただけ。

・若林:後ろから見てて楽そうだった。これなら俺でも出来ると思った(笑)

・(二郎インスパイア店についてどう思うか?という質問に対して)
  若林:インスパイア店が出てくるのは歓迎。それによって本家二郎ブランドの価値が
           上がる。

・(二郎名物の「豚」について)おやじ:美味い。昔は学生に勝手に持っていかれたり
  していた。店のシャッターが下まで閉まらなかったので、勝手に開けて豚を持って
  いかれた。でもタコ糸だけ置いていってたのは偉い。豚の味は適当。まず1時間
  沸かないように煮て、沸いてから1時間煮るだけ。特別なことはない。醤油に
  漬けて、ただ東京ガスで沸かすだけ。骨と脂、野菜のくずを入れて煮るだけ。
  醤油こだわりない。遺伝子組み換えした大豆を使っているのがポイント。
  若林:目黒店も同じ業者から買っているが、豚は本店の方が美味しい。
  貝洲補足:このくだりをおやじが話している間、会場は終始大爆笑に
                  包まれていましたw


◆第3部 二郎の伝説




・(二郎で客が注文を伝える時に唱える「コール」について)
  おやじ:少なめ、マシマシ、柔らかめ、硬めとか言われてもあまり関係ない。
  ただ大はオススメしない。
  貝洲補足:少な目や多め、マシマシコールは各店店主の手加減により量が
                  まちまちなので、確かに一理あります。ただだからといって
                  軽はずみに野菜マシとコールすると、過去の僕みたいに
                  死にかけるかもしれないのでご注意ください。。

・おやじ:(二郎の「社訓」について)「ニンニク入れますか?」以外は全部パクり。


※5・6は実際は一つの社訓です(スライドが間違い)。


1.以前和食の職人時代の総料理長の口癖のパクり

2.某政党のスローガンのパクり

3.外国人アーティストのパクり

4.某銀行社員手帳のパクり

5・6.警視庁 少年剣道柔道手帳のパクり


◆第4部 二郎の未来




おやじ:(支店についてどう思うか?という質問に対して)
   最初支店はどうでもいいと思っていたが、支店の支店を出したりする人がいて、
   (支店のクオリティに)文句を言ってくる人が出てきたので、本店で勉強して、
   ちゃんと修行したひとに看板をあげるようにした。海外に出そうという話もあるが
   あまり乗らない。あまりお客さんが座りたがらない回転寿司のトイレの横の
   スペースでラーメン二郎やらないか、と提示されたこともあったが断った。

若林:おばさんはあまり支店を出したいと思ってない。
(ここでサプライズで「おばさん」登場)

おばさん:今までおやじの尻ぬぐいをしてきた。(支店の店主たちについて)自慢の
               息子をいっぱい持ったと思って誇らしい。皆さんのおかげで成長した。
               自分のお店とは思えないくらい。支店を増やすことにはあまり賛成では
     ない。 数が増えれば本店のようについてきてくれる人たちは
        減ってきてしまう。

若林:お客さんとして15年二郎に通った。目黒店を作ってから21年経つ。
         慶応あってのラーメン二郎。二人で歯を食いしばって作り上げた
         旧店舗をお客さんが盛り立ててくれたから今の二郎がある。


この他にも冒頭で元応援部団長による応援の掛け声があり、サプライズで
現在本店の厨房に午後の部で立っている息子さんからの手紙が読み上げられたり、
突然慶応の応援歌の合唱が始まったりしたのですが、最後は登壇者の記念撮影で
締めくくられました。

二郎ファンの僕にとって終始笑いの絶えない、盛りだくさんで大満足の90分でした!
おやじさんの話には自他ともに認める「ホラ」がふんだんに盛り込まれているの
ですが、そのいい感じに適当でユルい人柄だからこそ、二郎にコアなファンが
集まり、ここまで拡がったのだと実感しました。

自分の母校ではないですが、慶応の「学風」が垣間見えて、その学風とともに拡大・
成長してきた二郎ブランドの素晴らしい関係性の一端を垣間見ることができたのも
収穫でした。


イベントを主宰してくださった慶応OBの皆さま、素晴らしい時間を
ありがとうございました!


スタッフの皆さんの記念撮影風景をパシャリ。





あれだけ話を聞いた後なので、お昼はもちろん二郎!@中山駅前店
(ラーメン小・コールは「にんにくちょっと」)




※なぜかフォントがバラバラなのが指定通りに直らず、、
    読みづらい部分がありすみません。。

2016年10月14日金曜日

人生初皇居ラン からの王将食べ放題

◆人生初皇居ラン

あまり走るのは得意ではありません。
むしろ苦手な方なので避けてきたのですが、、
毎日朝5時から皇居を走っている!?
上司からお誘いいただき、後輩二人と一緒に四人で
走ることになりました。(ちなみに今回走ったのは仕事後の夜です。。)

まず地下鉄東西線・竹橋駅直結の『Run Pit』に向かいました。
ロッカーやシャワー設備、レンタルウェア・シューズなど、ランに必要なものが
ひと通り揃っている施設です。ここで荷物を置いて着替えているサラリーマンの姿が
ちらほら見受けられます。ロッカーの中にはハンガーもかかっていたりして便利です。
(写真は撮り損ねました...が施設内観はこちらをご覧ください)

荷物を置いて、いざスタート!意気揚々と走り始めましたが、
300メートル位のところで、それまでペースを合わせて走ってくれていた上司と
後輩くん2号(週2回くらいジムに通って定期的にトレーニングしている猛者)に
あっさり置いていかれ、、恥ずかしながらこのタイミングで早くも息が
あがり始めてきました。。。老若男女に颯爽と抜かれていきます。

後は苦しいまま、ひたすら走り続けるしかない状況。
ぜー、はー、ぜー、はー、と呼吸を乱しながら、
歩かないように(限りなくそれに近いのですが、、)するのが精いっぱい。

そんな朦朧とした状態の中唯一楽しかったのが、たまに地下鉄や
タクシーで通りがかるだけのことが多い、知っているようで実は
あまりよく知らないエリアを少し知れたこと。後で地図を見返してみると、

竹橋~半蔵門~桜田門~日比谷~二重橋前~大手町

を走ったことになり、通勤や仕事で馴染みのある駅名が並んでいるけど、
風景をつなげてみるとこうなるのか、というのが自分的には発見でした。


ゴールはまだか、ここは違う建物か、を数回繰り返し、、這う這うの体で
何とかスタート地点まで戻ることができました。これで1周約5キロみたいです。
高校時代にマラソン大会で10キロ走ったのが人生最長記録の僕にとって、
その半分を倍の年齢になって走るのはほんとーーーにキツかったですが、、
良い経験ができました(もう当分の間走るのはいいや状態でですが。。。)

もちろん下半身全体が激しい筋肉痛に襲われているのは言うまでもなく。。


◆王将食べ放題

ランの後、ボロボロになった体を引きずって水道橋へ。
所属部署に来ているインターン君の歓迎会なのです。

ここの王将は、都内で唯一「餃子食べ放題」を実施しています。




走り終わった直後は「何も食べられない。。」くらいに思っていたのですが、
いざ餃子を目の前にすると、




なにこれメッチャ旨い!!!

ニンニクが効いた熱々の餡と、ツルッと喉越しの良い皮のコンビネーション。
くどくなくいくつでも食べられそうな安定の「王将の餃子」なのですが、
ランで汗をしこたまかいた後だとここまで旨いのか、というのを知ってしまいました。

調子に乗って、大盛りライスもドン。




この組み合わせは至福でしかありませんでした。


美味しいものを食べるために走るのはいいものだ、と知った夜。



帰り道、




さすがに今日はもういいやw


◆(オリジナル)吾唯食求マップ(B級グルメ篇)はこちら

2016年10月11日火曜日

劇場訪問回数(自己)記録更新 「君の名は。」 ※ちょっとネタバレあり

 (だいぶ時間が経ってしまいましたが、、)『君の名は。』通算3回観ました。今までこんなに同じ映画を劇場に観に行ったことはありません。ジブリ以外のアニメで初めて興行収入100億円を超えて、間もなく150億円に達する見込みとか、とんでもない話がたくさん耳に入ってきますが、それはさておきなぜここまで垂直落下式にハマったのか。思い当たる理由を自己分析してみたいと思います。

①元々ジュブナイルものが好き
これはもう、学生時代のコンプレックスですね。(僕の学生時代には)イケてる男女のみに許されていた『恋愛』という行為が目の前で繰り広げられているのを、モテなかったおっさんが羨望のまなざしで見つめている。ああ、こんな学生生活が送りたかったなー、こんな可愛い子に好かれたかったなー(自分から好きとは結構言っていた。。)と、妄想という名の現実逃避ができる効率的なツールとして活用しているのではないかと。


②プロデュース力
恥ずかしながら知らなかったのですが、東宝の川村元気さん、本当にすごい人ですね。新海誠監督が「君の名は。」大ヒットの立役者の一人として名前を挙げていたことをきっかけに知ったのですが、プロデューサーとしての超多忙な業務のかたわら、今年映画化された「世界から猫が消えたなら」の執筆も手がけている(この事実を知って、いま小説版を読み進めています)。
そして川村さんが手がけた作品を調べてみたら、「モテキ」「おおかみこどもの雨と雪」「怒り」と、新旧好きな映画のオンパレードでした。
かなり作品の構成や展開に「口を出す」タイプの方のようで、「君の名は。」のケースでいうと、「『瀧と三葉の入れ替わり』は冒頭すぐに持ってきた方がいい」「(監督)主題歌4つは多すぎるのでは?→(川村氏)いや今回は全部入りでやり切りましょう!」といったことが川村氏によって決められた、と何かで読みました(ネタ元を思い出せず...すみません)。これらの要素は間違いなく今回のヒットに大きく貢献している部分であると感じますし、「作品を観た人がどう感じるか?」を常に意識している人でないとできない指摘だな、と思います。自分の仕事に当てはめても応用でき、とても勉強になりました。
そんな川村氏の年齢を調べてみたら、なんとまったく同じ生年月日(1979年3月12日!!)で、さらに親近感を(勝手に)感じてしまいました。
「君の名は。」のではないですが、川村氏の「怒り」のインタビュー記事がとても面白かったので、良かったらこちらをどうぞ!


③映像×音楽のシンクロ力
初回より二回目、二回目より三回目の方が、台詞が、映像が、音楽が、より鮮やかに、より情感を伴って自分の中に入ってきました。東京の普段から良く見慣れている情景と、美しい水と緑に彩られた田舎の景色のコントラストをジブリ出身の安藤雅司監督を中心とした作画チームが見事に表現し、この世界観にマッチする躍動感のあるキャラクター達を描いた、「あの花」も手がけた田中将賀さん、そしてRADWIMPSの音楽が交わったこと。この相乗効果が今までにないアニメを創り上げた、といっても過言ではない気がします。初回はRADWIMPSを聴かずに観て、二・三回目はヘビロテしてから臨んだのですが、「ここでかかる」という準備をした上で聴くと、きちんと歌詞が自分の中に「入って」きて、より映像とシンクロする感覚を楽しむことができました。その影響で、物語後半の片割れ時(入れ替わっていた瀧と三葉が御神体の近くで時空を超えて出会い、本来の自分の体に戻る場面)の後にかかる「スパークル」からエンディングまで、ほぼずっと泣きっぱなしです。。


そんなこんなですっかりどハマりした僕は、今までまったく観たことがなかった新海誠監督の過去作品『ほしのこえ』『雲の向こう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』を遡って観ました(TSUTAYAですべてレンタルするのが、同じことを考えている人にほぼ借りられててかなり大変でした。。)。特に『秒速5センチメートル』以降の作品は、今回の『君の名は。』につながる場面がちょいちょい出てくるので、もし興味があったら観てみると良いかなと思います。
あと、原作版とサブの登場人物の視点で書かれた二つの小説が出ています。原作版はいわゆるノーカット版の位置付けで、お時間と興味があれば、という感じなのですが、もう一つの「Another Side:Earthbound」は、「君の名は。」をもう一段階深めてくれる、映画に出てこない重要な場面がふんだんに書かれているので必見です(特に最後に収録されているお父さんの章)!!気になった方はこちらからどうぞ。


最後に、『君の名は。』ブルーレイが出たら、「みんなで観ながら気になった場面で一時停止しつつ語り明かす上映会」をどっかで開きたいと思っていますので、その時はぜひよろしくお願いしますw

2016年10月8日土曜日

吾唯食求マップ(B級グルメ篇)

先日銀座天龍のブログをアップしましたが、地図をラーメン・つけ麺と同じマップに
アップしたところ、表示を切り替えないと見た目かなりごちゃついたので、、別で新たに
『吾唯食求マップ(B級グルメ篇)を作りました。


最初ひとつだとちょっと寂しいので、、最近行った好きなお店をライトに二つほど
ご紹介したいと思います。

まずは洋食屋さんの『ランチョン@神保町』
明示42年(1909年)創業なので、100年以上の歴史を誇る老舗です。
店名の由来は「Luncheon(ちょっと気取ったlunchなどという意味)」だそうです。
(お店のHPはこちら)

昨年オフィスが飯田橋から御茶ノ水に移転した際、洋食が好きなので歩いて行ける
お店どっかないかなー、と検索したところ見つけたのがきっかけです。
(いたって普通の理由ですが。。)

このお店の名物は「カキフライ」。




大粒のカキフライがお皿にドーン!!と載って出てきます。
厚手の衣はアツアツサクサク、中のカキはジューシーで、これでもかという位身だくさん。
酸味の強いタルタルソースが良く合います。僕は夜行ったのですが、ランチタイムでも
食べられます!


個人的なオススメはサンド類。
こちらは「ステーキサンド」。見ての通りの大ボリュームです!




香ばしく焦げ目が付けられたトーストに、こぼさずに食べるのが大変なくらい
詰まった野菜と、厚手にカットされたステーキがサンドされています。
限界まで大口を開けてほおばると、咀嚼がかなり大変なのでご注意をw

あと写真を撮り損ねたのですが、「カツサンド」もここに来ると必ず頼みます!



もう一つご紹介したいお店が、グルメバーガーの『ハラカラ。@三軒茶屋』
(お店のブログはこちら)


家から徒歩5分のところにあり、今の家に住み始めた当初からお世話になってます。
「脱ジャンクフード」を掲げている珍しいハンバーガー屋さんです。
ここに行く前は「ハンバーガーはジャンクでナンボ!」と思っていたのですが、
食べてみてその意味が分かりました。


注文したメニューはいつもの「アボカドチェダーチーズバーガー」。





「究極の塩」(とメニューに書いてあった)土佐の塩丸と黒胡椒のみで味付けされていて、
ケチャップ・マヨネーズを使っていないのが最大の特徴。
歯応えがあってモッチリとしたバンズに、タタミが素晴らしいシャキシャキのレタス、
アボカドスライスが贅沢に3枚と、とろける濃厚なチェダーチーズ。その下に
炭火でじっくり焼かれたジューシーで肉肉しいパティが鎮座しています。
塩の旨みがものすごいので、味付けはこれだけで充分。
たまにハラカラ不足を感じるレベルで魅了されてしまいました。


◆(オリジナル)吾唯食求マップ(B級グルメ篇)はこちら

2016年10月5日水曜日

銀座天龍、と僕。



昨日訪れた銀座天龍。入口で名物の『ジャンボ餃子』モニュメントがお出迎えしてくれます。




こちらが実物。相変わらず壮観です。




並べてみると1つのサイズがiPhoneの縦より長いことが分かりました。。




餃子とライス(大)。定食のメニューはありません。普通サイズだと餃子の量に対して
少ないと感じてしまうので、いつも大にしてしまいます(歳のせいか終盤苦しくなってきますが...w)




上部の皮はパリッと、側部はモッチリと焼き上げられており、さらに中の餡は肉肉しくて
とってもジューシー。ニンニク不使用なのでランチでも気にせず食べられます。
でもラードが効いてガッツリ食べ応えがあり、僕は「体育会系餃子」と呼んでいますw



はじめてここに来たのは10年以上前、最初の会社に入って3年目くらいだったと記憶しています。
当時は数十メートル離れた別の場所にあって、ビルインではなく独立型の店舗
(2回建てで、ランチは1Fの入口で食券を買ってから入店するスタイル。今は後会計)でした。

当時の直属の上司とウマが合わないと感じていて(いま考えると僕の若気の至りの
せいも多分にあるのですが。。)、さらにその上の上司に相談を持ちかけたところ、
旨い餃子でも食べに行かないか、と連れていってもらったのが最初でした。


『ホントここの餃子旨いんだよな~!』


と、美味しそうに頬ばっていた上司の顔が今でも浮かんできます。


この時の相談を上司が聞き入れて頂いた結果かどうかは今となっては分かりませんが、
その後会社から異動を言い渡され、別の部署で働くことになりました。
(そこでの仕事も別の意味でキツかったですが...笑)

この時以来自分でもちょくちょく来るようになり、会社が変わり、住む場所が変わっても、
銀座に用事があると一番最初に思い浮かぶ店になりました。
こういうエピソードがあるお店だからなんだな、と改めて気づきました。


宇都宮の餃子屋さん、蒲田の羽根つき餃子のお店も
いくつか訪れましたが、僕は天龍の餃子が一番好きです。
また近々行きます。ごちそうさまでした!


◆お店のURLはこちら

◆(オリジナル)吾唯食求マップはこちら
  ※「B級グルメ」のレイヤーに追加しました。


2016年10月3日月曜日

吾唯食求マップ(ラーメン・つけ麺篇)

まずは、自分が大好きな都内のラーメン屋さんを、Google Mapの「マイマップ」機能を使ってまとめてみました。



<

こうして挙げてみると、また行きたいと思えるお店は思っていたより少なかったです。


すべてオススメですが、味別で一番好きなお店を挙げるとしたら、
かなり悩みますが...


醤油:永福町大勝軒@永福町

豚骨:博多長浜ラーメン 田中商店@六町

味噌:東京スタイル味噌らーめん ど・みそ@京橋

辛い系:支那麺 はしご@銀座

つけ麺:道@亀有



かな。今後も随時更新していきたいと思っていますので、
ラーメン食べたいなー、と思った時に一度覗いてみてくださいw